名古屋南西部の足、あおなみ線

公共交通が遅れている名古屋

あおなみ線とは名古屋駅から名古屋港の金城ふ頭を結ぶ、約15kmの路線である。
名古屋はJR、名古屋鉄道によって市と郊外を結ぶアクセスは整備されている。しかし市内の交通は東京、大阪などと比べると遅れている。というのも久屋大通と若宮大通という2本の100m道路を中心にして道路が整備されているお陰で、名古屋は自動車社会として発展してきたのである。名古屋の公共交通は市バスと地下鉄だが、地下鉄は4路線と都市の規模を考えると少ない。特に名古屋のターミナル・名古屋駅と市南西部は非常にアクセスが悪く、名古屋市外の方がアクセスが良いくらいである。そこで西臨港貨物線を改良してオープンしたのがあおなみ線である。あおなみ線の駅は以下の通り。

名古屋→ささしまライブ→小本→荒子→南荒子→中島→名古屋競馬場前→荒子川公園→稲永→野跡→金城ふ頭
名古屋〜ささしまライブまでが中村区、小本〜中島が中川区、名古屋競馬場前〜金城ふ頭が港区である。

あおなみ線が赤字の理由

そんなあおなみ線の掲示板を覗いてみると…よく出る話題は

・膨大な赤字…存続大丈夫?第二のピーチライナーになるんじゃ?
・他の公共交通機関とのアクセスが悪いから、あおなみ線沿線に行くのにも車を使ってしまう。

ピーチライナーとは愛知県小牧市の小牧駅から市東部にある桃花台ニュータウンの桃花台東駅までを結んでいた新交通システムで、多額の負債を抱えて2006年9月30日で営業終了した。あおなみ線も当初の需要予測を大幅に下回り、特に荒子川公園から先は空気輸送だと言われている。
また、他の鉄道との接続は名古屋駅のみであり、しかも名古屋駅でも新幹線ホームの南に駅があるため、名鉄や地下鉄、近鉄はもちろんJRでも乗り継ぎが非常に悪い。更に沿線の施設は名古屋競馬場、ジャスコベイみなと、ポートメッセくらいしかなく、ポートメッセや名古屋競馬場はイベント時以外は閑散としている。ジャスコは元々車で来店する事を想定して広い駐車場があり。あおなみ線の集客には役に立っていない。